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品番 #39420 [marklin]

今回は、スイスの電機機関車、Re4/4 Ⅰです。機番は10015です。EraⅢで、メルクリンの説明書によれば、1965年ごろの姿を模型化したそうです。2006年の製品です。動画のほうは、数日前にアップロードしておりました。同世代のEraⅢ~EraⅣの軽量客車を牽引しています。



今回は、メルクリンの説明書によると・・・を多用しています。

近代化の第一歩となったRe4/4の記念すべき機関車だったようなことが書いてます。動画のように、同時期登場の軽量鋼客車と組み合わせて、SBB の旅客サービスに新しい時代を連れてきたぐらいのことが書かれてます。Re4/4登場前の、重たい急行列車サービスから、定期的に運行される短時間の都市間接続への移行が加速したそうです。

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2006年の製品です。デジタル・ファンクションが2種類だけ付いてます。ヘッドライトのONOFF、汽笛、の2種類です。2020年を過ぎた現在からみれば、中途半端感はあります。技術的な進歩の途上なのかな?と勝手に考えてしまいます。当時は、これだけでも、凄いと思ったのです。

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この機関車の外観上の特徴は、左右側面の違いがあることです。こちらの画像は上の画像の反対側です。別の機関車ではありません。

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ここからは、牽引されている軽量客車たちです。Re4/4Ⅰの次は赤色食堂車、形式WR 車番10121です。品番#43390です。

メルクリンの説明書によれば・・・、このシリーズの客車たちは、1965年ごろの姿をモデル化しているそうです。SBBの軽量鋼製客車は、1937年にチューリッヒ - ジュネーブ間で最初に使用され、都市間の旅客サービスにおいて「新時代」が来たことになったそうです。1930 年代に自動車との競争が激化したため、SBB と SWS (シュリーレン) が協力して、近代的な客車を開発したそうです。これらSBBとSWSの軽量コンセプトにより、空車重量を 36 ~ 39 トンから 25 ~ 27 トンに削減でき、カーブでの速度を上げ、列車の速度を向上させたそうです。・・・少しだけヒストリーでした。

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続いて、1等車です。品番#43360です。

またまた、メルクリンの説明書によれば・・・、車両の側面ドアは、低いプラットホームから車両への乗り込みを容易でき、車両重心をできるだけ低くする必要があったため、車両の端からボギーの台車間に移動しました。この革新と、もともと地方の旅客列車用に設計された両開きドアにより、駅での停車時間が短縮できたそうです。これらの客車は 60 年代の終わりまで製造され、この間にさまざまなデザインやドアの配置、窓の配置やその他の変更が行われた結果、軽量のスチール製の車に多数のバリエーションが生まれたそうです。

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続いて、ドア1枚式の2等車です。品番#43380です。ドア2枚式の品番#43370は今回登場していません。

メルクリンの説明書によれば・・・、SBB は快適で軽量な車両を都市間の長距離サービスにのみ使用、当時作成された軽量の急行列車で約 30 年間使用した。1950 年代半ばに、SBB の財政状況により、軽量鋼製客車を大量購入し、その後これらの車両を地域の旅客サービスに使用できるようにしました。この段階で、これらの車にはプッシュ/プル サービス用の制御線も装備されました。合計で約 2,400 台が製造され、SBB の乗用車名簿のバックボーンを形成しました。軽量鋼製客車は、技術と外観の点で完璧なクラス Re 4/4 I 電気機関車 と調和のとれた全体を構成していました。1947 年以降、特にこれらの車両と機関車は、スイスの鉄道の外観を一貫して定義してきました。

・・・なるほどです。

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最後尾は、運転席付きの客車です。品番#43411です。この運転席付きの客車によって、プッシュプル運転が可能になってます。

形式は ABt,車番 930-937です。この客車のみ少し時代が過ぎた1975年ごろのモデルで少し現代的な顔をしてます。

前進後退時のヘッドライトの点灯切り替えは、デジタル式ではなく、簡単な構造の切り替えスイッチ式です。シンプルな構造です。

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以上、SBB Re4/4Ⅰ 電気機関車と客車編成でした。


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