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品番 #39810 #43461 #43462 #43463 [marklin]

今回は、スイス国鉄RABe501形 です。スイス国鉄の、ゴッタルドベーストンネルを通過する国際列車として運行する動力分散方式の、部分低床式の、高速鉄道車両です。メルクリンの2023年度新製品です。先頭車のある5両セットの品番は#39810、中間車は2両セットが3種類あり、それぞれ、品番が#43461、#43462,#43463となってます。

ニックネームが「Giruno」、「ジルノ」もしくは「ジルーノ」と呼ぶらしいですが、正しいでしょうか。 メルクリンの解説では、"Giruno"(ローマ語で「Buzzard」を意味する"girùn"に由来)なんだそうです。


動画は、いかがでしたでしょうか?

動画では、一番奥のエンドレスを走らせることができませんでした。そこにはカーブR2が、あったのですが、連接の一部が硬くて、曲がり切れませんで、脱線ばかり、でした。時間をとって、今一度、確認してみようと思ってます。メルクリンの編成モノは、やはり、何かトラブります。


1両1両は短いのですが、全部で11両なので、印象は、全長長いーです。

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こちらが、11両の編成表です。

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品番#39810の中間3両は、この様に持つようにと、注意書き。

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そして、苦手とするメルクリンの編成モノの連結作業。今回も、なかなか、うまくできませんで、10分以上は格闘しました。

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メルクリンのプロトタイプは、チューリッヒ空港とバーゼル間、およびゴッタルドベーストンネルを通過してアルプス山脈を横断しミラノに至るマルチシステム動力車列車として使用中。ドイツとオーストリアでの使用許可を計画中。2021年当時の姿。各車はL、K、J、H、G、F、E、D、C、B、Aの記号で呼称されてます。
品番#39810の5両の内訳ですが、タイプA(Bt1)先頭車で2等車が1両、タイプF(B7)パンタグラフ付中間2等車、身障者用車、が1両、タイプG(WR6)中間車でダイニングエリア付きが1両、タイプH(A5)中間車1等車、身障者用乗車・パンタグラフ付が1両、タイプL(At2)先頭車1等車が1両。
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同様に、品番#43461の2両の内訳は、タイプB(B11)中間2等車が1両、タイプC(B10)中間2等車が1両。
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品番#43462の2両の内訳は、タイプD (B9) パンタグラフ付中間2等車が1両、タイプE (B8) 中間2等車が1両。
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品番#43463の2両の内訳は、タイプJ (A4) 中間1等車が1両、タイプK (A3) 中間1等車が1両。
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こちらが、ファンクションの数々、どちらかというと、種類が多くて、覚えきれません。おいおい、慣れますかね?
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以上、スイス国鉄RABe501形「ジルノ」でした。
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おまけ画像です。動画の中で、駅ホームにチラッと写っているのが、VW T1 Märklin広告バン です。こちらは、Schuco製品です。HOゲージというか、ピッコロサイズか?小さく感じます。あと、荷台のメルクリンレイアウトが、これまた小さいながらも、再現されてます。楽しいですね。
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後ろ姿。お人形と比べて、小ささがお判りでしょうか・
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品番 #39462 #00720 [marklin]

今回は、スイスBLS-AGのRe465と、タンカーセットです。機関車の品番は#39462です。タンカーセットの品番は、#00720です。

機関車のほうは、2021/2022年にメルクリン社からリリースされています。 プロトタイプは、ベルン・レッチベルク・シンプロン鉄道(BLS)用の465形電気機関車で、塗装が新デザインのもので、2020年当時の姿。 機体番号465 011-5。Wisenbergの名称が与えられています。 Re 465は、001号機から018号機まで全18両が導入されたようです。




動画はいかがでしたでしょうか? 

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ウィキペディア(Wikipedia)を見ると、BLS AGは、BLSレッチュベルク鉄道 (BLS Lötschbergbahn) とミッテルラント地域交通 (Regionalverkehr Mittelland) の合併によって、2006年に設立されたスイスの鉄道事業者とあります。440 kmの標準軌の路線を運営、このとき、スイスで最大の私鉄となったそうです。

さらにトゥーン湖とブリエンツ湖での船舶事業も運営しているそうです。 BLSという社名は、1906年にベルン (Bern) からアルプス山脈方面へ向かう鉄道会社として設立されたベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道 (Bern-Lötschberg–Simplon Bahn) に由来しているそうです。

多分、その合併のタイミングで、黄緑を基調とした新デザインの塗装に、この機関車は塗り替えられてると思います。 

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スイス連邦鉄道(スイス国鉄)の、ピニンファリーナがデザインしたRe460形のパワーアップ改良型として、Re465は、登場しました。アルプス越えルートを擁するBLS用なので、VVVFインバータ制御変更による出力増強で、最大出力を6100kWから7000kWに上げ、最大牽引力を300kNから320kNに上げ、レッチュベルクルートの27パーミルでの650t列車の牽引速度80km/hを100km/hで走れるように引き上げた仕様となってます。

当初は、BLSは8両(機番465 001-6から465 008-1まで)しか発注しなかったそうです。一方スイス国鉄が10両(機番465 009-9から465 018-0まで)発注したそうです。

スイス国鉄所有機は全機BLSレッチュベルク鉄道にリースされ、結局は 2003年4月30日に全機が同鉄道に売却され、全てBLS所有となったそうです。ということは、このモデルは、011号機なので、スイス国鉄在籍経験のある機関車ですね。



続いて、品番#00720の 12両のZans型 並びに Zacns形のタンカーセットです。メルクリンからは2017年リリースされました。

プロトタイプは、95,000リットル/25,096ガロン・タイプの各運行会社の所有車。ドイツとフランスで登録されたタンカーです。2008年当時の姿だそうですが、現在も活躍中のタンカーです。

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メルクリンとしては、新規金型を採用。 キャットウォーク・グレーティングに金属製を使う等のディテールアップ・パーツ採用が目玉でした。 DSC_6650 1

近寄って撮影できてないですが、上部の細かさがお判りでしょうか。様々な行き先板と配管、 多数のレバー、はしご、デッキなどが、見どころとなってます。

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12両セットで、車番は全て別番号になっています。

タンカーの所有者は4社あり、各社3両ずつとなってます。、

一つ目は、GATX社です。子会社はアメリカにもあるようですが、こちらはGATXレールヨーロッパ(GRE)で、鉄道車両の賃貸業者。

二つ目は、VTG社です。ハンブルグに本社があるVTG、欧州最大級の鉄道貨車保有台数を誇る企業。

三つ目は、WASCOSA社です。本社はルツェルン、1964年に設立され、貨物ワゴンレンタルの老舗。

4つ目は、MILLET SAS社です。フランスの会社、石油、化学、ガス、ホッパー、骨材鉄道車両のリース、物流および保守サービスを提供。

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各社のタンカーを牽引して走行する姿は、迫力がありますね。


以上、BLS-AGのグリーン塗装スキーム、とタンカー列車でした。


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品番 #29534 [marklin]

今回は、スイス連邦鉄道のRe4/4Ⅱが牽引する通勤列車セットです。品番は#26534です。2006年にメルクリン社からリリースされています。

Re4/4Ⅱの車番は、11332、B型軽量鋼製車(2等車)が2両と、D型軽量鋼製荷物車1両、合計4両セットです。


動画はいかがでしたでしょうか? かれこれ17年も前に入手した製品ですが、2006年当時の技術なので、デジタルファンクションが少ないです。ヘッドライトのON/OFFぐらいですので、寂しいですね。
Re4/4Ⅱのヘッドライトが、丸目の古いタイプとなってます。LEDの色が黄色過ぎる感じが時代を感じさせます。

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以下は、セットの中の荷物車です。通勤列車にも荷物車を連結してるのですね。

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セットの2両ある2等車のうちの1両、通勤用なのか? ドアが2つ設けられてます。日本の通勤電車のような混み混み感は、ないですね。ゆったりしてそうです。

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もう1両の2等車、車番以外は同じですね。

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品番#26534の客車はここまでです。

以下は、ビデオ後半に登場する編成、同じ軽量タイプの1等車、品番#43360です。好みで増結してみました。ビデオの中では、中盤でRe4/4Ⅱに同世代の貨車も牽引してるシーンを挟んでみました。

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更に赤い食堂車、品番#43390です。

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ということで、品番#26534のRe4/4Ⅱの通勤客車セットでした。

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品番 #36432 #40850 [marklin]

今回は、ドイツ鉄道(DB AG)クラス232形、ニックネームが"Ludmilla/リュドミラ(ロシア語圏・ブルガリア語圏での人名のようです)"と呼ばれてる、重量級ディーゼル機関車です。機番は232 357-4です。

この機関車について、いろいろと調べてみました。元は東ドイツのクラス132形です。東ドイツ時代、クラス132は、非電化路線の急行列車や、重量が1800〜2200トンの石炭または石灰列車など、高速または重いもの全て牽引していたそうです。機関車自体は、ウクライナの会社ロコモティフ・ファブリーク・ヴォロシロフ・グラード(現在のルガンスク)によって製造されたようです。ユニットは旧ソビエト連邦から東ドイツに輸出されたようです。東ドイツの話がでてきましたが、1989年11月9日のベルリンの壁崩壊の数年後、1995年前後の姿を模型化しているそうです。

このビデオでは、この機関車が途中から客車を牽引しています。客車のほうは1976年頃姿を模型化しているそうです。時代設定がズレていますが、そこはヒストリック・トレインの設定ということで。



本機は、2018年の新製品です。機関車は、mfxデジタルデコーダーが備わってます。しかも豊富なサウンド機能を備えていて、ビデオ内でも、いくつかのサウンドを聞くことができます。とてもスムーズで、静かな走行が可能です。トリプルヘッドライトとデュアルレッドマーカーライトは、進行方向に応じて切り替わり、デジタル操作で個別にオフにすることができます。

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ここからは、東ドイツの客車セットです。品番は#42980、客車5両セットです。

この客車セットは、Inter-Zone Express と銘打ってます。Y/B70、このタイプの客車は、1980年代まで、ベルリン-西ドイツ間のトランジット列車、東ドイツ連邦共和国(ゾーン間列車)、その他の国際長距離列車の優先車両となっていたようです。同じタイプの客車は、チェコスロバキアとハンガリーのMÁVにも導入されたようです。

たぶんですが、Y/B70の70は、1970年の70のようです。


2016年の新製品です。メルクリンが発売している客車セットですが、製造元はTillig社です。コラボ企画、またはOEMというものでしょうか。最近ですとPiko社とコラボ商品があるようです。

近年、メルクリン社が東ドイツモデルをリリースしだしているので、商品展開というか、その一環でコラボ企画していたんでしょうね。

先ずは、#42980-01です。屋根の断面形状が、独特です。中央が尖がってます。

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#42980ー01は、荷物室と2等の合造車です。

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#42980-2は、2等車です。

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#42980-3も2等車です。基本的には、#42980-02と同じです。

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#42980-04は、1等と2等の合造車ABmeです。

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そして、#42980-05は、食堂車です。全長が短いのが特徴でしょう。Y/B70とは系統が違うようです。

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食堂車の反対側、左右のサイドで窓の形や数が違います。食堂車ならでは、ですね。

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ということで、元東ドイツのディーゼル機関車が牽引する、東ドイツの客車列車でした。


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品番 #3022 [marklin]

今回は、ドイツ連邦鉄道(DB)クラスE94形、貨物列車用電気機関車で、機番はE 94 276です。動画の冒頭、1964/65年のカタログ表紙を載せましたが、表紙を飾っているのがこのE94 276の姿です。またこのカタログのE94には、新製品である「New」が記されてます。プロトタイプは必然的に1964年より前の姿を模型化したことになります。

なおこのモデルは、最近の60年代/70年代の製品復刻シリーズのメルクリン・クラシックではありません。自分でデジタル化をしています。

プロトタイプは、カタログによると、4400馬力、最高速度90km/h、総重量120トンだそうです。




この模型が1964年製として、本記事が2023年なので、約60年も前に製品化されています。とても古いモデルです。保存の仕方にもよるとは思いますが、塗装の状態は良好です。ズシッと感じる重量感はダイキャスト製ボディーのなせる業ではありますが、ルーバーのあたりの型の彫り具合がとても綺麗で、好きなポイントです。

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自分でデジタル化しているので、走行もとてもスムーズです。スローも効きます。ほかの古い機関車をデジタル化すれば、とは思ってますが、アナログ制御も好きだし、かなり迷ってます。デコーダー類も、そこそこお値段しますし。

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前回アップした、品番#30110、E44とは同世代の製品だと思います。ただ、E44は背が高く、縮尺的には87分の1とは呼べない姿です。1964年のカタログには、「True to scale」と書かれていて、スケール通りの縮尺への挑戦を始めたようなことが書かれてます。E94が表紙を飾った理由だと思いますし、メルクリン社の歴史の一端を見たような感じで、興味深いところです。なお1964年のカタログには、E44は掲載されていませんでした。

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色んな貨物列車を牽引して走行している姿は、とてもいいです。でも、あまりこの機関車の時代とズレてない感じの貨車を選ぶのは必要ですね。

以上、DBのグリーン塗装スキーム、E94電気機関車と貨物列車でした。




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